どれだけ恋愛テクニックを駆使しても、婚活が成功しない最大の理由とは

不思議なことに、恋愛経験が乏しい人は、恋愛テクニックを駆使すれば婚活を成功する可能性が高まると信じています。

しかし、どれだけ恋愛テクニックを駆使したとしても、あなた自身に魅力がなければ、婚活が成功することはありません。

そして、婚活が成功しない最大の理由は、成功体験だけにしがみつく、あなたの思考にあるともいえます。

今回は、どれだけ恋愛テクニックを駆使しても、婚活が成功しない最大の理由を、ご紹介します。

知っていると、出来るとは違う

これは、恋愛テクニックに限ったことではありませんが、「知っている」ことと「出来る」ことの間には、雲泥の差があります。

たとえば、どれだけゴルフのアプローチの方法について詳しく知っていたとしても、その知識を使って実際に上手にアプローチできる人はほんの僅かな人だけです。

また、世の中の評論家と呼ばれる人の多くは、結果について評価することはできても、実際にいつも自分が正しい方を選択できるのかといわれれば、甚だ疑問なのが現実です。

つまり、知識としてどれだけ豊富な情報を知っていたとしても、情報の使い方を知らなかったり、使いこなすことができなければ、結果的に何の役にもたたないのです。

特に恋愛テクニックにおいては、相手にテクニックを使っていることを悟られることないような、「さりげなさ」が非常に重要になります。

そして、さりげなさを上手に演出するためには、セオリー通りではなく時には相手やまわりの状況に応じた臨機応変な対応も必要でしょう。

臨機応変な対応をするためには、相手の表情や場の空気を読む力が必要です。

恋愛経験が豊富な人ならともかく、婚活に必死になっている人が場の空気を読み、恋愛テクニックを臨機応変に使いこなすことが、はたして可能でしょうか。

恋愛テクニックを知っているだけの人は、しょせん知っているだけの存在です。

つまり、有効な恋愛テクニックを使うことができないからこそ、婚活を成功させることは難しいのです。

とはいえ、たくさんの恋愛テクニックを知っていることは、婚活において、まったく無駄になるわけではありません。

なぜならば、少し長い期間で考えれば、婚活を成功するために努力し、成功への第一歩を踏み出していると考えることができるからです。

恋愛テクニックを「知っている」から「出来る」に変えるために最も有効な方法は、失敗することです。

つまり、失敗することを恐れず、いろいろな恋愛テクニックを婚活で使っていく中で、経験則として使い方を覚えていくことが、恋愛テクニックを使えるようになるための最短ルートなのです。

婚活では、失敗からしか学べないことが、たくさんあります。

もちろん、恋愛本を読んだり、体験談を参考にするのも有効な方法ですが、多くの人に共通する成功法則はあくまでの一般的で抽象的なテクニック理論であり、あなたにとって有効で具体的な恋愛テクニックはあなたの経験の中でしか生まれてこないのです。

婚活で成功している婚活体験談は、氷山の一角です。

成功体験の裏側には、たくさんの失敗談が隠されています。

恋愛テクニックを使って婚活を成功させるためには、一般的で抽象的な恋愛テクニック理論を自分なりにカスタマイズしていく努力が必要でしょう。