なぜ、男性は女性よりも勝ち負けにこだわるのか
テレビのボクシングやサッカーの中継を見て、興奮し勝ち負けにこだわっているのは圧倒的の女性よりも男性です。
女性から見ると、興奮し勝ち負けにこだわっている男性の心理を理解することは難しく、もしかしたら、バカバカしく思えることも少なくないかもしれません。
しかし、男性が勝ち負けにこだわるのには、ちゃんとした理由があります。
今回は、なぜ男性は女性よりも勝ち負けにこだわるのかについて、考えてみたいと思います。
自慢話が多い男
昔から男性は、自分の縄張りを確保するため侵入者をはじめとするさまざまな敵と戦ってきました。
現代においても、拳で殴り合うようなことはまずありませんが、日常生活における経済競争や会社における出世争いなど、常に他者との争いの中で男性は過ごしています。
つまり、男性が勝ち負けにこだわるのは、昔から脈々と受け継がれてきた本能であり、厳しい競争社会を生き抜くために必要不可欠なことなのです。
このため、男性は女性に比べ年収や学歴、社会的地位など、まわりの人との比較をいつも気にしています。
そして、まわりの人との比較をいつも気にしているからこそ、自然と男性の会話では自慢話が多くなるのです。
ただし、あまりにも自慢話が多い男性には注意が必要です。
なぜならば、自慢話が多い男性は自分のことを特別な存在だと思い込んでいる傾向が強く、自己愛が過剰なナルシストの可能性が高いからです。
身近な人がナルシストだった場合、うまくいかないことがあった場合に周囲や環境のせいにしたり、言っていることと実際の行動が食い違っていたりと、まわりの人が不幸になる可能性が高くなります。
また、勝ち負けに過剰にこだわるタイプは、ギャンブルなど賭け事にのめり込みやすい傾向があるといわれています。
男性が勝ち負けにこだわるのは、ある意味仕方のないことかもしれませんが、女性が結婚相手として男性を選ぶ際には、行き過ぎた勝ち負けへのこだわりをみせる男性は避けた方がよいでしょう。
勝ち負けにこだわる男とうまく付き合う方法
そして、勝ち負けに過剰にこだわる男性は、自分が負けたと感じた時に感じるダメージも甚大です。
つまり、勝ち負けに過剰にこだわる男性、何事にも一生懸命取り組むことができる反面、プライドを傷つけられた時には、自分らしさが崩壊してしまう危険性も秘めているのです。
このため、勝ち負けにこだわる男とうまく付き合うためには、男性のことを認めてあげる気持ちが重要です。
つまり、男性がプライドを傷つけられたと感じた時でも、男性の自尊心を認め共感する姿勢を見せることが重要なのです。
また、男性の自慢話においても、男性の自尊心を認め共感する姿勢は重要です。
なぜならば、プライドが高く勝ち負けにこだわる男性ほど、自分の意見に同調し共感してくれる女性のことを気に入るからです。
ただし、自慢話ばかりして女性のことを気にかけない男性の場合には、付き合うこと自体を一度考え直してみた方がいいかもしれません。
自慢話ばかりする男性にとっての女性の存在は、自分の評価を上げてくれるために必要なだけであり、将来を見据えて協力できる相手として評価している可能性は低いでしょう。