婚活疲れにならない方法

婚活疲れとは、一生懸命婚活しても自分に合うパートナーを見つけることができず、思い通り婚活がいかないことに不安やプレッシャーを感じ、精神的に疲労してしまう状態をいいます。

婚活疲れになってしまう理由としては、いろいろなことが考えられますが、最も多い理由のひとつとして、間違った一生懸命さで婚活を頑張っていることが考えられます。

一生懸命婚活をすることは結婚への近道ですが、無理して婚活することは婚活疲れへの近道です。

今回は、婚活疲れにならない方法について、考えてみたいと思います。

婚活疲れの原因

相手のことを好きという感情は、ついつい相手のことを正当化してしまいがちです。

つまり、婚活において好きという気持ちは、相手のことを過剰に評価したり、相手の言動を都合よく解釈してしまう可能性があるということです。

たとえば、婚活パーティーで知り合った相手とデートの約束をしたとします。

しかし、約束の時間になっても、指定された場所に相手は現れず連絡もありません。

もし、デートの約束をした相手に対し、あまり恋愛感情を抱いていない場合には、おそらく「約束を守ることができないだらしない人」と感じ、場合によっては約束を守らなかったことに怒りすら感じるかもしれません。

しかし、もし、デートの約束をした相手に対し、好意を寄せている場合には、「もしかしたら、何かトラブルでもあったのでは・・・」などと、指定された時間に現れない相手のことを正当化してとらえようとします。

つまり、相手に恋心を抱いている場合には、たとえ相手に理不尽な行為をされても、無意識のうちに相手をかばい正当化してしまうのです。

好きという感情は、事実に対する解釈をゆがめ、相手の欠点を見えなくします。

そして、好きだという感情は、「婚活相手に嫌われたくない」という感情を生み出し、自分の本音や本当の姿をさらけ出すことを躊躇されてしまうのです。

相手のことを過剰評価したり本当の自分を表現することができないままどれだけ婚活を続けたとしても、将来を見据えともに歩んでいける相手は見つからず、婚活疲れになるだけです。

なぜならば、偽りの自分や都合のよい偏った価値観で婚活をしては、一時的なお付き合いはうまくいっても、愛を育みながら関係を発展することは難しいからです。

婚活疲れにならないためには、好意を抱いた相手に対し、ありのままの自分を素直に表現することが重要です。

つまり、どんなに相手のことを好きでも、決していい格好をしないよう心掛け婚活をすることが重要なのです。

婚活相手と長期間に渡り良好な関係を築いていく秘訣は、お互いのことを過剰に正当化しないことです。

つまり、自分が自然体でいることにより相手も自然体でいられることになる関係性が、お互いが幸せと感じずっと一緒にいたいと思える結婚相手としてのベースになるのです。

素敵なパートナーを見つけるために、婚活を頑張ることは必要ですが、無理をして婚活することは婚活疲れになるだけです。

ありのままの自分をさらけ出す勇気を持つことが、婚活疲れを防ぎ、結果的に最良のパートナーを見つけることができる方法だといえるでしょう。